この記事を読んでいるあなたは、大変な人生の岐路に立っていますね。
産もうか産むまいか、相当苦しんでいることだと思います。
もう決断はされたでしょうか?もしくはまだでしょうか。
いずれにせよ、あなたのお中には一つの命が宿っているわけですね。
そしてその命は、必ずしも祝福されているわけでもない。
喜びを持って迎えられることもない・・・かもしれない命なわけです。
コクリコも20年前同じ位置に立ちました。
何日も死ぬほど悩んだ結果、産まない決断をしました。
その後は不倫の彼とは別れ、別の人と結婚し、子供を産み、一人の母親になることができました。
その結果からこういうことが言えます。
「産む・産まないどっちを選んでもあなたの人生」
当たり前かもしれませんが、その一言なんです。
つらいかもしれませんが、よかったら読んでください。
コクリコの経験が誰かの役に立ちますように・・・。
Contents
不倫から出産しても結婚出来るわけではない
まずコクリコのこの記事を読んでください。
これは「不倫の彼女が妊娠したら離婚しますか」というアンケート結果を元にした記事です。
あなたは妊娠して出産したら、彼がこっちに来てくれるのではないか、離婚して自分と結婚してくれるのではないか・・・と、もしかしたら思っているかもしれませんが、まずその考えはやめておきましょう。
不倫の彼女が妊娠しても離婚はしない男性の例

コクリコのママ友の話をします(仮にMさんとします)
Mさんの旦那さんは半年ほど前から、帰りがやたら遅くなる日が増え、朝帰りをする日までできたそうです。
Mさんは不振に思ってはいたのですが、子供がまだ4歳と1歳で小さかったため、ゆっくり調べたり旦那さんを問い詰めたりする事もなく、そのままにしておいたそうです
でもある日、顔面蒼白な旦那さんが、Mさんに土下座をしてきたそうです。
「不倫をしていた、しかもその女性に子供ができた」
Mさんはびっくり。
大慌てで弁護士さんを入れて泥沼の話し合い。
そして結局、金銭で強引に解決。
その後不倫の彼女は子供を中絶しましたが、精神的に病んでしまい、最終的には病気になって、旦那さんと同じ会社を退職したそうです・・・。
ドラマみたいな展開ですが、本当にあったことです。
でもここでびっくりするのですが、旦那さんは奥さんの元に帰っているのですね。
そして今でも離婚せずに暮らしています。
そしてご近所さんなのでよく会います・・・。
おそらく旦那さんは家庭に戻ったとしても、針のむしろでしょうが・・・。
アンケート結果や、コクリコの友人話でも解りますね?
たいていの男性は、不倫の彼女に子供ができても、奥さんが離婚しようと言い出さない限り別れません。
そこだけは絶対に覚悟しておきましょう。
妊娠・出産しても男性は離婚しない(奥さんに追い出されたら別)
ではそれでも産むと決めた場合、どうすればいいのかを調べていきます。
不倫でも出産すると決めた場合やっていくこと

出産を決めた場合、順序だててやっていくことを書いていきますね。
彼の奥さんが中絶を決めることはできない、決定権は自分にある

さておなかの子供のことですが、おそらくいずれは奥さんにバレることになります。
養育費に関しても、奥さんに知られず支払いができる男性は少ないでしょう。
そうなってくると奥さんを交えての話し合いも、もちろん行われることになります。
その話し合いの際奥さんから「堕ろせ」といわれるかもしれません。
「中絶します」と一筆書けといわれるかもしれませんが、基本的にそれはできません。
おなかの子の命の決定権はもうあなたが握っています。
堕ろせとおどりたり、強制的に堕胎させることは法律的にもできないのです。
もし本当に産むという決意をしていたら、ここからはちょっとあなたの子のために強気でいてください
必ず認知してもらおう

と今は思っているかもしれませんが、それは絶対に無理です。
なぜ認知が必要なのかを詳しく見ていきましょう。
認知の必要性

コクリコも今は母親になっているので痛いほど解りますが、子育ては夫婦そろっていても難しいものです。
そして金銭的にも、子供を一人大人になるまで育てようと思ったら最低でもこれだけかかるといわれる世の中です

ここには習い事などの費用も含まれていますが、公立ですべて賄ったとしてもこれだけかかります。
そしてこの金額は学費のみです。
当然これにプラスして、子供のための食費や医療費、自分の老後のためのお金も必要ですよね?
これだけの金額を子供を育てながら稼ぐのは、お手伝いさんのいるバリバリの女社長くらいでないと難しいもの。
なので養育費・認知は絶対に必要です。
そしてそれはあなたのためではなく「子供の権利」なのです。
まずは絶対に「認知」をしてもらいましょう。
認知のしてもらい方

そうはいっても認知のやり方なんて知りませんよね?
認知をするには、「認知届」を子供の本籍地または住所地の市役所に提出すればすぐにできます。
普通にあっさり認めてもらえた認知を「任意認知」といいます。
スムーズに認めてもらえたらいいのですが、たいていそんなにあっさり認知はしてもらえません。
自分の子だと彼が認めてくれない場合もあります。
そういった場合は「強制認知」になります。
DNA判定などが必要になってきますが、裁判で自分の子が彼の子であると正式に認められた場合、彼が父親だと法律でも認めてもらったことになります。
子供の戸籍に父親の名前も載りますし、彼が亡くなった場合の相続権も発生します。
認知をしてもらったら養育費の請求もできるようになってくるので、認知は絶対にしてもらいましょう。
ちなみに子供の出生後の認知はもちろんのこと、胎児のうちに行う「胎児認知」もあります。
また、認知要求に彼の奥さんの承認はいりません。彼だけでOKです。
養育費の請求

認知をしてもらったら養育費が請求できるようになります。
どのくらいの慰謝料が請求できるかは、彼の収入とあなたの収入によります。
こういったところで養育費の計算は可能ですので、一度計算してみましょう。例えば、彼の年収が500万円であなたの年収が300万円の場合、2〜4万円になります。
(ただ彼に子供がいた場合は違った計算になるので、違うページも見てくださいね)
また、話し合って養育費について取り決めができた場合、絶対に口約束で済ませてはいけません。
書面に残す必要があることはもちろんですが、この場合は「公正証書」という書面にしておきましょう。
なぜなら、単なる普通の書面の取り決めだと、先々相手が養育費を支払わなくなった場合、支払ってもらうためには裁判を起こす必要が生じます。
しかし、公正証書にしてその中に強制執行を認める文言を入れておけば、裁判にすることなく、すぐに強制執行にとりかかることができるのです!
養育費は、母と子の生活と将来のために重要なものです。手間がかかるとしても、必ず公正証書にしておきましょう。
なので必ず面倒でも必ず公正証書にしておいてくださいね。
母子家庭向けの支援を調べる

やれることをやったら、公的な支援を調べにかかります。
例えば神戸市では「ひとり親支援」としてさまざまな対応をしています。
仕事や法律相談、手当の支給、医療費など相談に乗ってくれる窓口が市役所にはあります。
お住まいの地域の市役所に出向いて、徹底的に調べておきましょう!
また、「離婚をしたシングルマザー」と「未婚のシングルマザー」では支援的にもちょっと扱いが違うことも多いので、そこもきちんと調べてみてくださいね。
面倒に思うことは解りますが、お気楽に考えることはとても危険です。
赤ちゃんの衣類やおしめ、おふとんなど、赤ちゃんを迎えるものをそろえるのにも、お金は飛ぶように出ていきます。
出産そのものにもお金がかかりますし、あなたも最後まで健康で出産できるかどうかわかりません。
もちろんこの入院費は自分持ちですよ!
赤ちゃんを一人ぼっちで育てていくのは、精神的に持ちこたえられません。
頼みの綱の彼にしても、毎日来てくれるわけではないでしょう。
頼れるものにはとにかく頼る、もらえるものは何でももらうくらいの気持ちでいてください。
産むと決めた場合の最大のポイント

話し合い・認知・養育費のことは一刻も早くやってください。
話し合いをする中で、彼の身勝手な一面を見ることになる可能性が多分にあります。
彼の奥さんを交えての話し合いをする中で、彼に幻滅してしまうことだってあります。
でも妊娠22週を過ぎたら「産まない」という選択はできないのです。
それ以外にも、認知や養育費の取り決めもせず、市の支援を知らないままに出産をして、途方に暮れてしまうことも、とても危険です。
覚悟のない、望まない出産をしてしまうことを防ぐためにも、産むと決めたら、とにかく自分で早く行動を起こして下さい。
もちろん自分が今後、どう働いていくかも決めないといけませんよ!
産むと決めたら
・とにかく認知をしてもらう
(強制的にも認知はしてもらえるし、胎児のときにも認知はできる)
・養育費の取り決めを行う
(公正証書にする)
・住んでいる市に行き、母子家庭の支援を徹底的に調べておく
・とにかく自分で早く行動を!
(やっぱり産まないという気持ちになっても大丈夫なように)
(何も決めない・知らないまま出産をしたら、本当に危険)
では次に産まないと決めた場合、どうすればいいのかを書いていきます。
不倫の子は産まないと決めた場合

やはり産まないと決めた場合は、単純です。
病院に行くことです。
ここからは不倫の子を産まないことにした、コクリコのつらい体験を書いていきます。
産まない決断をしたコクリコの体験談

当時私は28歳でした。
結婚願望も子供を持ちたいとも思っていませんでしたが、さすがに「今ここにある命を消す」という決断はつらかったです。
手術前夜と手術

手術には彼の同意書が必要でした。
彼に頼んで書いてもらいましたが、費用(12万円くらいだったと思います)はすべて私が出しました。
お金を全く持っていない人だったので、費用は全額私が出しましたが、今から思うと、全額は無理でも半分くらいは出してもらえばよかったと後悔。
金銭を請求するのは、彼にも責任があることをしっかり自覚してもらうために、絶対に必要です。
手術はその日だけかと思いきや、前日にも病院に行かなければなりませんでした。
前日から体内に管を入れて膣を広げ、受精卵をかき出しやすくしておかなければならなかったのです。
その次の日に手術をしました。
9時から始まって、午前中で終わったと思いますが、手術は全身麻酔です。
フラフラで帰宅したこと、看護師さんからの「2度とこんなことをしないでくださいね」という一言は今でも覚えています。
おそらく看護師さんは、28歳で独身の女性が子供を堕胎するということで、不倫の結果だと感づいていたのでしょう。
いろいろな意味での「2度と・・・」の言葉でした。
手術直後と彼との付き合い

本当は2・3日は安静にしておかなければならなかったのですが、当時コクリコはブラックな会社勤めをしていたし、怪しまれたくなかったので次の日から働きました。
出血もひどく(当然ですよね。子宮は血まみれです)げっそりしている私に彼はこういいました。
「で、いつからHできるの?病院行って聞いてきて」
耳を疑う発言です。今でも覚えています。
ああ、結局この人にとって私は、こんな存在だったのかと思い知りました。
この後当然ですがケンカが絶えなくなり、別れることになります。
ただその代償はあまりにも大きかったと思いますし、立ち直るのに何年もかかりました。
産めば産んだでいばらの道だったと思いますが、産まなかったら産まなかったで苦しい毎日が続くのです。
でもこれは当然ですが自分が招いたことなのです。
手術をするときの注意点

手術そのものはすぐに終わりましたが、危険な手術であることには変わりません。
中絶手術は手探りで行うものなのです。
コクリコは医療従事者ではありませんので、医療的な注意事項は書けませんが、実際に不倫をして、妊娠し、手術を受けたものとしての意見を述べさせてもらいます。
〇必ず費用は出してもらうこと・・彼にも責任はあります。責任を自覚してもらうためにも請求しましょう。
これを拒む男性は、もう付き合いをやめたほうがいいです。
〇手術後はそばにいてもらいましょう・・精神的にも不安になりやすい時期です。何が何でもそばにいてもらってください。
この時の男性の対応があまりにもずさんだった場合、不倫とはいえ彼に慰謝料を請求してください。
実際にこの裁判に勝った女性もいるそうです(東京高裁平成21年5月27日判決)
あなたのためにも、ここはちょっとわがままを言いましょう。
〇絶対に繰り返さない・・・これは当たり前です。
コクリコもこれをきっかけに自衛の避妊を考えるようになり、ピルを飲む習慣をつけました。
これは本当に良かったです。
参考になる方がおられましたら幸いです。
不倫の子を妊娠して迷っている方へ まとめ

重い内容の記事を最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまとめますね
産むと決めた場合
・彼と結婚できるとは思わないほうがいい
・奥さんにも当然バレる、罵られることは覚悟して
・絶対に認知をしてもらうこと
・認知がすんだら養育費をもらうこと、必ず書面に残しておくこと
・住んでいる市の市役所などに行き、シングルマザー手当を調べること
産まないと決めた場合
・早く病院に行くこと
(22週を過ぎたらもう手術はできません)
・無理を言っても彼にそばにいてもらうこと
(この時邪険にされたら慰謝料の請求を考えること)
・費用は必ず出してもらうこと
よく考えてほしいとは思いますが、迷っている時間もありません。
感情的にならず、彼とよく話し合って冷静に判断して下さい。
どちらを選んでもあなたの人生です。
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そんな時はどうすればいいのか?
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